この頃思うことども 9

もう一年以上前のことになります。2021年6月28日午後下校途中の小学生の列に、飲酒運転のトラックが突っ込んで複数人の児童が死傷する事故が起きました。道路の端を行列を作って歩いていた児童をトラックが一方的にはねとばして道脇の田んぼに突っ込んだ事故で非は100%トラック側にあります。仕事を終えて営業所に帰る途中、コンビニによって買ったアルコールを飲んだドライバーの脇見運転が原因といわれています。

 飲酒運転などとんでもないとドライバーは世論にたたかれ、勤め先の会社も雇用者の管理がなってないと非難されました。亡くなってしまった児童達はもう生き返ることはありません。悔やんでも悔やみきれない大事故でした。こうした事故は毎年のように各地でひきおこされ、慰霊碑が建てられているところもあります。ドライバーが絶対飲酒運転をしないという強い意志を持ち、雇用する会社が強い態度で管理していればこのような痛ましい事故は起きないでしょうか。事故は減るとは思いますがなかなかゼロにするのは難しいと思います。なぜならドライバーは人間、管理者も人間、被害に遭うのも人間だからです。よく言われることですが機械と違って人間はミスをすることがあるからです。免許証をとってすぐの新米ドライバーならば常に周りに気を配り気を抜くということはないと思いますが、運転技術があがり自信も持つようになると心に隙が出てきます、脇見運転やぼんやり運転が始まってきます。飲酒運転はしないというのは理性でコントロールできると思いますが、脇見運転・ぼんやり運転まで長期間・長時間押さえ込むというのは不可能だと思います。人間のすることに100%の完全さを求めることはできない相談と判断します。でも、事故による悲劇はなくしたい、どうすればよいか?

慣れから来るボンヤリ、脇見運転など一瞬のすきに人間は正常ではない状態になってしまうことがあります。理性で制御できない状態に陥ったときでも第三者に被害を与えないような方策を講ずるべきだと思います。先ほどのトラック事故でいえば、歩行者用通路にトラックがはみ出さないよう車道・歩道の間に頑丈なガードレールを設置すべきです。あるいは車道・歩道間に幅50㎝ほどの用水路を設けてもいいです。物理的に車が歩道の方に越境できない道路構造にすべきです。頑丈なガードレールとか用水路を車歩道間に設ける事などは随分多額の費用がかかります。その上、こんな事をすればどうにかぎりぎり対向車とすれかわりできていた道は一車線分しかとれずに一方通行ないし交互通行の道になってしまうかもしれません。全国の通学路におこなおうとすれば天文学的な費用が必要でしょうし、車の渋滞が発生し不便な社会になるかもしれません。人の命は地球よりも重いとかいいます。日本は民主主義社会です。意見が分かれる事については国会とか県議会で決めるべきです。つまり莫大な費用をかけ、車の通行に不便をかけてまでも歩行者の安全を優先するか、ほどほどの安全対策で社会生活の円滑さを重視するかです。後者の立場を選択した場合はある程度の事故は覚悟する必要があると思います。その時は事故へ対する罰則を強化し、巡回用のパトカー・白バイをうんと増やすなどの安全対策をどんどん取ったらとおもいますが。

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